予算内で収めたい!内装リフォームにかかる費用と安くできる資材をご紹介

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2025年1月23日
予算内で収めたい!内装リフォームにかかる費用と安くできる資材をご紹介
「おしゃれな内装にしたい」 「内装のリフォームの費用ってどれくらいかかるの?」 内装のリフォームをお考えの方は、どんな空間にするか様々なイメージを膨らませているのではないでしょうか?しかし、実際のところ予算内で収まるのかも気になるところだと思います。 内装のリフォームでは使用する資材によって費用は異なります。この記事ではどのような資材があるのかも含めて、費用の目安を解説していますので検討中の方はぜひご参考ください。
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ライター:のはら

目次

内装リフォームの種類と費用

内装のリフォームは大きく3種類あります。それぞれの費用について詳しく見ていきましょう。

  • 壁紙の張替
  • 床材の張替
  • 間取りの変更

壁紙の張替

作業費を含めた壁紙張替の費用相場は1,000円/㎡~1,500円/㎡です。壁紙は安価なものから1000番台といわれる高価なものなど様々な種類があります。もっとも流通しているのはビニールクロスという壁紙です。

塩化ビニール樹脂などのビニールに紙を裏打ちして作られています。撥水性もあり、洋室や水回りにも使われる壁紙です。費用を抑えたい場合はビニールクロスを使用するのがおすすめですが、内装デザインにこだわりたい場合などは織物クロスなどを使用するのも効果的です。

壁紙の種類についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご参考ください。

床材の張替

床材は種類によって費用が変わりますが、張替方法によっても費用は異なります。

  張り替え(6畳) 重ね張り(6畳)
フローリング(複合) 14万円~16万円 10万円~12万円
フローリング(無垢) 15万円~20万円 10万円~13万円
クッションフロア 3万5,000円~5万5,000円 3万円~5万円
フロアタイル 5万5,000円~7万円 5万円~6万円
カーペット 5万円~12万円 4万5,000円~6万5,000円
6万円~21万円(新調)

張替方法には以下の2種類があります。

  • 張り替え…既存の床材を取り除き、新しい床材を敷いていく方法です
  • 重ね張り…既存の床材の上から重ねて敷いていく方法です

重ね張りは床材の処分費が必要なく、床を撤去する手間もかからないので6畳ほどの広さだと1日以内で作業は終わります。また床が2重になるので下階への防音効果も期待できます。

ただし床が分厚くなる分、ドアの開閉に問題がないのかという点を確認しましょう。また重ね張りだと床材を剥がして下材を確認できないので、シロアリなどの発生が心配な場合は張り替えがおすすめです。どちらの張替方法がよいのかは業者に確認してもよいでしょう。

それぞれの床材の特徴は以下の通りです。

床材 特徴
フローリング(複合) 化粧材を貼り合わせてお手入れしやすくなっています。
フローリング(無垢) 天然の木をそのまま加工しており、木の香りを楽しめます。
クッションフロア ビニール材にクッション材が裏打ちされており適度な弾力があります。
フロアタイル ビニール素材のタイルですが、クッション性はなくタイル状です。
カーペット ウール、アクリル、ナイロンなどの繊維からできた床材です。
カラー畳や縁なし畳などインテリアを意識して設置することも可能です。

床材の張替を行う場合は、床と壁との間に設置する巾木(はばき)を交換する場合や補修が必要な場合があります。詳しい費用については一度業者に見積もりをとってみるのが確実です。

間取りの変更

間取りを撤去して、部屋を1つにして広くすることも可能です。キッチンなど水回りの位置を変える場合は給排水設備も移動させる必要があるので、工期も長くなり費用は高くなります。

リフォーム内容 費用
新たな壁の設置 8万円~23万円
壁の撤去 18万円~30万円
アコーディオンカーテンの設置 5,000円~6万円
ロールスクリーンの設置 4万円~6万円
キッチンの移動 20万円~250万円
トイレの移動 30万円~60万円
浴室の移動 95万円~200万円

壁の撤去だけだと4~5日ほど、新しく壁を設置する場合は2~3日ほどで工事が終わります。水回りは2週間~1ヶ月ほどかかることもあります。とくに水回りの使用できない期間は事前に業者に確認しておきましょう。

また間取りの増設で費用を抑えるなら、アコーディオンカーテンやロールスクリーンを設置するのも便利です。壁と比べて防音性に欠けますが、手軽に開閉ができるのでバリアフリー住宅にも最適です。

場所別リフォームのポイントと費用

内装のリフォームといっても、キッチンなどの「設備自体を変えたい」という場合もあると思います。ここでは場所別にリフォームの費用をご紹介します。

キッチン

キッチンは形状で大きく3種類に分けられます。同じタイプで新調する場合や形状を変える場合などで費用は変わってきます。

  • I型…コンロや調理台、シンクが1列に並んだタイプで、壁沿いや対面式で設置できる
  • L型…L字状に折れ曲がったタイプで、部屋のコーナーや対面式で設置できる
  • セパレート型…コンロとシンクが分離しているタイプ
キッチンの形状 費用
同じタイプで新調する
(I型→I型、L型→L型)
50万円~200万円
壁紙や内装も変える※ 4万円~5万円
キッチンの形状を変える 100万円~200万円

※3畳の場合 床材、壁紙、天井クロスの張替を想定

キッチンのなかでもI型は狭い空間でも設置でき、費用は安めです。またキッチンの内装は広さや資材によっても金額が異なります。費用を抑えるなら撥水性のありつつもランクの低いビニールクロスや、複合フローリング、クッションフロアなどがおすすめです。

キッチンのリフォームについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご参考ください。

お風呂場

お風呂場は「在来浴室」と「ユニットバス」の2種類のリフォームがあります。在来浴室は昔ながらのタイル張りの浴室です。好きなように浴槽やタイルの色などを決められるので、リフォームの自由度は高いです。

ユニットバスは規格品として生産されているセット商品で、現地で組み立てるだけなので工期が短く費用も比較的安く済ませることができます。

リフォーム内容 費用
在来浴室にリフォーム 50万円~200万円
ユニットバスにリフォーム 65万円~150万円

またユニットバスを設置するのに十分なスペースがない場合は、ハーフユニットバスにするという方法もあります。対応メーカーが少ないため商品は限られますが、在来浴室とユニットバスの長所を生かせるのでおすすめです。

お風呂のリフォームに関してはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご参考ください。

トイレ

トイレは便座のみ変えたり、便器を丸ごと変える場合などで費用は変わります。「便座が割れた」という場合は便座の交換のみで済みます。節水モデルに変える場合などは便器自体を交換することになります。

リフォーム内容 費用 工期
便座のみ交換 約5万円以下 30分~1時間
便器を丸ごと交換 20万円~30万円 半日~1日
和式から洋式に交換 20万円~65万円 1日~2日
水道管の取り替え・内装 30万円~100万円 3日以上

また便器の種類にも以下の3種類あり、内装などに合わせて選ぶことができます。

組み合わせタイプ タンク一体型タイプ タンクレスタイプ
便器と便座の組み合わせが自由にできます。最も普及しているタイプです。 便器と便座が一体になっています。あらかじめ本体に温水洗浄機能などが付いています。 デザイン性に優れています。手洗い場を別で設置する必要があります。

トイレは手洗い場を別の場所に設置するのかという点でも給排水菅工事の範囲が変わってきます。また温水洗浄機能付きのトイレにするにはコンセントの有無も確認が必要です。

トイレのリフォームに関してはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご参考ください。

内装はDIYでできる?

壁紙の張替や床材の張替はDIYが可能です。壁紙によってはあらかじめ裏に糊がついているタイプもあり、DIYがしやすいように加工されたものも多いです。

また床材は敷くだけのフロアタイルやフローリングなどはDIYのハードルが低いです。商品によっては接着剤不要でパズルにように断面を固定していくタイプもあります。

しかし工具を揃える手間や、剥がした壁紙や床材の処分の手間はかかるので業者に依頼するほうが便利です。とくに壁紙で柄がついているものは、壁紙のリピート(同じ柄が繰り返しになる部分)の長さを計算して必要な量を算出する必要があります。

また間取りを変えるリフォームは、慣れていないと失敗した場合に取返しがつかないのでDIYとしてはハードルが高いです。失敗を避けるためにも業者に依頼するという選択肢を検討してもよいでしょう。

和室から洋室にリフォームする場合

和室から洋室に全体的にリフォームする費用は6畳~8畳の広さだと50万円~80万円です。和室を洋室にするには以下の工事が必要です。

箇所 変更内容
畳→フローリング
土壁・砂壁→壁紙
収納 押し入れ→クローゼット
入口 襖→ドア

費用は使用する資材の種類によって異なります。すべてを変えずに襖をデザイン性のあるものに変更したり、押し入れはそのまま使うなど一部だけリフォームするという選択肢もあります。

詳しくはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご参考ください。

まとめ

内装のリフォームはDIYで行うことも可能ですが、失敗を避けるためには業者に依頼することをおすすめします。業者を選ぶときはその業者の公式ホームページなどで施工事例を参考するとイメージが湧きやすいです。予算も考慮しつつリフォームで疑問点があれば、都度業者に確認することが大切です。

▼この記事のまとめ
  • 内装のリフォームには壁紙や床材の張替・間取りの変更がある
  • 水回りのリフォームは事前にどのくらい使えなくなるのか確認すると安心
  • 様々な資材があるため予算に応じてランクを選ぶのがポイント

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