【場所別】リフォームの費用相場|安くする方法とは

  • キッチン
  • トイレ
  • リビング
  • リフォーム
  • 外壁
  • 水回り
  • 浴室
  • 補助金
  • 費用
2024年12月19日
【場所別】リフォームの費用相場|安くする方法とは
リフォームをするにあたって、「相場がわからない」「妥当な値段なのか不安」というお悩みもあるのではないでしょうか。 この記事ではリフォームの費用について場所別に詳しく解説しています。リフォームを検討中の方はぜひご参考ください。
のはらのプロフィール画像

ライター:のはら

目次

リフォームの費用相場

リフォームは家を全体的にリフォームする場合と、一部のみをリフォームする場合があります。戸建ての場合、全面的にリフォームをする場合は1,000万円前後が相場です。

また下の表は場所別に相場を示した表です。ここでは場所ごとに詳しく解説していきます。

場所 費用相場
キッチン 50万円~70万円
トイレ 30万円~40万円
浴室 60万円~120万円
リビング 50万円~150万円
外壁 50万円~150万円

キッチン【50万円~70万円】

キッチンのリフォーム費用の相場は50万円~70万円となっています。この費用だと、安めのシステムキッチンであれば丸ごと取り替えることが可能です。

しかし、対面型のキッチンに変えたり、キッチンの場所自体を移動する場合などは配管工事が必要になるので100万円以上かかることもあります。

またキッチンの一部をリフォームする場合の費用は以下の通りです。

場所 費用
レンジフードのみ交換 約30万円以内
コンロのみ交換 約5万円~20万円
シンクのみ交換 約10万円~20万円

キッチンのリフォームはオプションをつけることができます。例えば、食洗機やオーブンの追加や浄水機能の追加、また収納スペースの拡張です。これらのオプションをつけると追加費用がかかります。

トイレ【30万円~40万円】

トイレのリフォーム費用は10万円~50万円と幅広いですが、なかでも多い価格帯は30万円~40万円です。30万円ほどあれば、節水機能のあるトイレへの変更や壁紙の張り替えも含めて工事が可能です。50万円以上にもなると、トイレ自体の移動も可能となります。

浴室【60万円~120万円】

浴室のリフォーム費用相場は、60万円~120万円となっています。浴室はもともとがユニットバスの場合や、タイル張りなどの場合でも費用が異なります。

また使用する資材も安価な繊維強化プラスチックや人工大理石、ホーローなどで値段が変わります。100万円以上になると、ホテルのような雰囲気の浴室にリフォームすることも可能です。

リビング【50万円~150万円】

リビングのリフォーム費用は50万円~150万円が相場となっています。標準の壁紙を使用したら、50万円以内に抑えることも可能です。また漆喰や珪藻土を使う場合は、左官職人の作業が必要になるのでその分費用が高くなります。

リビングの場所別費用は以下の通りです。

場所 費用/1平米あたり
フローリングの張り替え 7,000円~2万円
壁紙の張り替え 1,000円~1,500円

リビングのリフォームだと、和室からフローリングに変更する場合もあります。この場合も標準的な材質であれば約50万円でリフォーム可能です。

またリビングでは床暖房を取り付ける場合もあると思いますが、床暖房設備の種類によっては100万円以上かかることもあります。

外壁【50万円~150万円】

外壁のリフォーム費用は50万円~150万円が相場です。外壁のリフォームは大きく「窓のつなぎ目の補修」→「塗装」→「壁材の貼り付け」の3種類があります。

窓のつなぎ目の補修のみだと、30万円以内でできる場合もあります。ちなみに1箇所だと2~3万円ほどで施工可能です。外壁の塗装だと塗料代も含めて約100万円が相場です。また壁材の張り替えとなると200万円以上かかる場合もあります。

リフォーム費用を安くする方法

リフォームは住宅の購入に次ぐ、大きな買い物といっても過言ではありません。できるだけ安くしたいという方も多いと思います。ここではリフォームの費用を抑えるための方法をご紹介します。

相見積もりをする

リフォーム費用は相見積もりをすることで安くすることが可能です。また見積もりを複数社から取ることによって、工事内容の適切な価格帯を知ることもできます。

相見積もりのポイント

  • 3社くらいから見積もりをとる
  • 見積もりが無料か確認する
  • 相見積もりであることを伝える
  • できるだけ同じ条件を伝える

相見積もりで適切なのは2~5社といわれています。ただしあまりにも多くの会社から見積もりをとると、対応に追われてしまうので3社くらいが適切でしょう。見積もりは基本的に実際に家に来て現場を確認してから出してもらうことになります。また1社に決めた後は、他の会社に断りの電話を入れる必要があることを念頭に入れておきましょう。

またほとんどの業者は見積もりまでは無料で行っています。ただし、複数社から相見積もりをとると、有料だった場合に無駄な費用が発生してしまいます。相見積もりをとるときは、念のためどこまでが無料の範囲内なのか確認しましょう。

ちなみに、相見積もりであることを伝えると業者間で価格競争をしてくれるので費用が安くなりやすいです。相見積もりを依頼するときは、比較しやすいようにできるだけ同じ条件で伝えるようにしましょう。

資材のランクを下げる

リフォームは資材にもランクがあり、使用する資材を変えるだけで数十万円の差が出ることも少なくありません。

例えば、壁紙の場合は資材だけで以下のように値段が異なります。

種類 費用/1平米あたり
ビニールクロス 1,000円~1,500円
紙クロス 1,500円~1万5,000円
織物クロス 1,500円~1万円
珪藻土クロス 1,200円~2,300円

紙クロスでも一般的な和紙素材だと1,500円から施工できますが、クワ科の植物である楮(コウゾ)を使った和紙だと1平米あたり1万円を超えてしまいます。また織物クロスでもレーヨンだと1,500円前後ですが、シルクだと1万円以上となります。

また浴室のリフォームでも、使用する資材で価格が変わります。参考までに浴槽だけの価格で比較すると以下のようになります。

浴槽の材質 費用
FRP(強化プラスチック) 2万円~15万円
人工大理石 6万円~20万円
ホーロー 15万円~50万円

FRPとホーローを比較しても13万円以上の差があります。見積もりの段階で予算を超えている場合は、資材のランクを下げることによって費用を抑えることが可能です。

補助金を利用する

リフォームの種類によっては各種補助制度を利用できます。年度によって実施している制度が異なるので、詳しくは公式ホームページで確認するようにしましょう。以下は2021年4月時点で実施している制度です。

グリーン住宅ポイント制度

    新型コロナウイルスによる経済の影響を改善するための事業です。規定の工事を行うことでポイントが手に入り、そのポイントを家電製品などと交換できます。
    断熱工事をはじめとした省エネ目的のリフォームが対象となっており、前者の工事とあわせてバリアフリーや耐震工事を行う場合も対象となります。指定の書類を用意することで申請できますが、申請する場合は業者にもその旨を伝えておきましょう。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

    国土交通省が実施している補助制度です。三世代同居を目的としたリフォームや子育て世代向けのリフォームなどが対象となります。こちらは施工業者が申請する必要があるので、受ける場合は業者に申告しましょう。
    耐震工事や断熱などの工事を行う場合に限り、リフォーム(外壁塗装、ユニットバスリフォーム)も対象になる可能性があります。

ほかにも各自治体では、それぞれ独自に補助制度を実施しているところもあります。また減税制度もあるので詳しくは税務署や各市町村に問い合わせて確認しましょう。

リフォーム工事以外でかかる費用

リフォームでは工事費以外にも費用がかかる場合があります。予算を決めるときには、下記の費用も含めることが必要です。

  • 設計費
  • レンタル倉庫
  • 駐車場代
  • 確認申請手数料
  • (必要であれば引越代・仮住まい代)

設計費は見積もりに含まれている場合と、含まれていない場合があるので明細を確認するようにしましょう。またリフォームに伴い荷物を保管する場所がない場合は、レンタル倉庫を借りる必要があります。

駐車場代は、工事車両を止めるための費用です。とくに賃貸住宅などで駐車スペースがない場合は大家さんに相談しておきましょう。

確認申請とは、公的機関に建築基準法や条例などに適合しているかを審査してもらうことです。主に新築が対象となるため小さなリフォームだと必要ないですが、規模によっては必要になる場合があります。確認申請が必要になる場合は、手数料がかかってしまいます。手数料は決まっていないため、一概にいくらとは言えませんが数万円が相場です。

また契約書には印紙税がかかり、リフォームの内容によっては仮住まい代や引越し代がかかります。

まとめ

リフォームの費用は工事の内容によって異なります。そのため、ご自分のリフォーム代の目安を知りたい場合は一度見積もりを依頼するのが確実です。この場合、見積もりが無料であるかを事前に確認しましょう。またリフォームをすることが決まっていたら、相見積もりをすると安くなりやすいです。ほかにも補助制度を利用すると、費用を安くすることができます。

contact

ご相談・資料請求・来店予約など
お気軽にどうぞ

お電話でのお問い合わせ

0120-959-128