室内ドアのリフォームでお部屋を明るく!工事の種類やドア選びのポイント

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2025年1月24日
室内ドアのリフォームでお部屋を明るく!工事の種類やドア選びのポイント
室内のドアが古くなってきたから新しいドアに交換したい…。ドアが劣化してくるとドアが閉まりにくくなったり、ドアに傷がついていて見栄えが悪くなることもあります。 室内のドアにも様々な種類があり、例えば採光ドアにすると部屋が明るくなるなど雰囲気も変えることができます。この記事では室内ドアにはどのような種類があるのか、また何を重視して選べば良いのかというポイントをご紹介しています。ドアの交換をお考えの方はぜひご参考ください。
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ライター:のはら

目次

室内ドアの種類は3つ

室内ドアには大きく3種類あります。それぞれ気密性や設置スペースに違いがあります。特徴は以下の通りです。

開き戸は気密性が高い

開き戸は片側が金具で固定されており、取っ手で開閉するタイプのドアです。ドアが1枚の片開き戸と、観音開きのように2枚のドアで開閉する両開き戸があります。両開き戸は収納スペースに使われることが多いです。

開き戸は遮音性や気密性が高いので、冷暖房の効果を高めたい場所や楽器の練習など防音をしたい場所に設置すると効果的です。ただ手前に引く分のスペースを確保する必要があります。

引き戸はバリアフリーにもおすすめ

引き戸はスライドをして開閉するタイプのドアです。移動せずに開閉できるので、バリアフリーにも適しています。

引き戸は省スペースで設置できます。また風を通したいときなどに開ける隙間を調節できるのも魅力の一つです。引き戸には以下の種類があります。

種類 特徴
片引き戸 片引き戸はドアを壁に沿って開閉するタイプです。引き戸のなかでは一般的です。
引き違い戸 2枚のドアが自由に動くタイプのドアです。設置するときには2枚分の費用がかかります。
引き込み戸   壁の中にドアを収納できるタイプです。見た目はすっきりとしますが、壁の中の収納部の掃除に手間がかかってしまいます。

折れ戸は省スペースで設置できる

折れ戸はドアの中心部が折れて開閉できるタイプのドアです。開くときのスペースが片開き戸の1/3となので、設置スペースが狭いところにも効果的です。

クローゼットや間仕切り戸、トイレなどに使われています。上吊り式なのでレールがなく、バリアフリーにも適しています。

室内ドアの工事の種類と費用

室内のドアを交換する工事方法にもいくつか種類があります。工事方法は以下の通りです。

室内ドアの工事方法 費用相場
ドアのみ交換 8万円~13万円
カバー工法でドアの交換 10万円~20万円
ドア枠とドアを交換 10万円~26万円
ドアの種類自体を変える
(例:開き戸から引き戸へ変更)
20万円~36万円

 ※商品価格、工事費用を含みます

カバー工法とは今あるドア枠を取り壊さずに、上から新しい枠を設置する工事方法です。ドア枠ごと交換する場合と比べて安く済ませることができます。今あるドアよりも少し小さくなってしまいますが、ドア枠ごと交換する場合と比べて工事期間が短いという特徴があります。

ドア枠ごと交換する場合は、周囲の壁の補修が必要な場合があります。そのため工事が大がかりになりやすく、費用も高くなりやすいです。費用は壁の補修に使うクロスの種類によっても異なりますが、10万円以上が相場となっています。

ドアだけ交換する場合は、今あるドア枠はそのまま使用します。ただし古いドア枠を使用するため、見た目が統一されずに不自然になる場合もあります。また今あるドア枠とサイズが合うか、などの確認も必要です。

ドアの開閉方法を変える場合は、開口部を調整する必要があり、周囲の壁の補修工事も行う場合があります。また開き戸のドア本体の価格は3万円~4万円ほどですが、引き戸は5万円以上が相場です。引き戸に交換する場合はドア本体の価格も多少高くなります。

室内ドア選びのポイント

ここでは実際にどのようなドアにしたらよいのか、というポイントをご紹介します。設置する場所や家族構成で適したドアも異なります。

  • 採光タイプや採風タイプにする
  • オプションでブレーキ機能などをつける
  • 握りやすい取っ手にする
  • ペットが出入りできるドアにする

採光タイプや採風タイプにする

室内ドアには一部をガラス張りにすることで、採光ができるタイプもあります。採光タイプは開放感を出したい場所に適しており、例えばリビングと玄関の間などにおすすめです。

反対に採光によって睡眠を妨げてしまう可能性があるため、寝室には不向きといえます。また採光ドアはガラスが使われているため、デザインによっては子供部屋にも不向きなものもあります。

ちなみに引き戸には全面ガラス張りのタイプもあり、リビングとダイニングの仕切りに使われることもあります。

採光タイプはガラス部分の幅が大きくなるほど、取り入れられる光の量も大きくなります。またガラス部分のデザインによって部屋の印象も左右されるので、カタログを取り寄せてドアを選ぶのも一つの方法です。

また採風タイプの室内ドアもあります。ドアに切り込みが入っており、閉めた状態でも風が通るようになっているのです。切り込みは手動で閉じられるようになっており、必要に応じて切り替えられるようになっているタイプもあります。

採風タイプのドアは湿気の溜まりやすい洗面所やキッチンに適しています。

ブレーキ機能をつける

室内ドアで引き戸にする場合、ブレーキ付きにすると開閉が樂です。自動的にゆっくりと閉まるので開閉時の騒音防止になります。

またお子さんがいる場合はケガの防止にも繋がります。車いすの方も最後まで移動して閉める必要がないので、バリアフリーにも最適です。

DIYでもブレーキ機能の部品を取付できますが、失敗を避けるためにもドアを交換するときに同時に依頼しておくと手間がなく便利です。

機能性のある取っ手にする

室内ドアの取っ手には以下のようなものがあります。鍵付きにする場合は、鍵の形状から選ぶことも可能です。

鍵付きだと鍵がかかっているのかが表示される表示錠や、鍵を差し込んで施錠するタイプのシリンダー錠などがあります。

また押し引きの動作だけで開閉できるプッシュプルハンドルはドアノブを回す必要がないので、両手がふさがっているときも開閉の手間がかかりません。

ペットが出入りできるドアにする

室内ドアにはペット用の出入口をつけることもできます。ペット用の出入口のついた室内ドア本体の相場は6万円~11万円です。

出入り後は自動的に閉まるようにマグネットがついているものもあります。冷暖房の効果を高めたいときに最適です。

メーカーによってペット用出入口の大きさが異なるので、ペットに最適な大きさのものを選ぶようにしましょう。以下は商品の一例です。

商品名 ペット用出入口のサイズ
ラシッサ(LIXIL) 高さ300mm×幅180mm
ラフォレスタ(YKK AP) 高さ349mm×幅200mm
ハピア(DAIKEN) 高さ320mm×幅210mm
マーレスⅡクラスS(アイカ工業) 高さ247mm×幅198mm

 ※商品名、商品寸法は変更になる場合がございます。

まとめ

室内ドアのリフォームは採光の有無、色などデザインも様々です。部屋の雰囲気に合ったものを選びましょう。また開き戸から引き戸に変えたり、ブレーキ機能をつけるなど利便性を高めることもできます。室内ドアのリフォームにお悩みの方はリフォーム業者に相談してみるのもおすすめです。

  • 室内ドアには開き戸、引き戸、折れ戸がある
  • ドア枠ごと交換すると高くなるためカバー工法も選択肢の一つ
  • ドアの交換と同時に採光や採風などの機能をつけるのもおすすめ

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