機能&収納力アップ!クローゼットのリフォーム費用や注意点

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2025年2月5日
機能&収納力アップ!クローゼットのリフォーム費用や注意点
クローゼットのような大きな収納は、生活していく上で欠かせない存在だという方も多いのではないでしょうか。 しかし、収納が足りない、扉が使いにくいなど、お使いのクローゼットに不便さを感じていませんか?そんなときは、クローゼットのリフォームを検討してみても良いかもしれません。 この記事では、クローゼットのリフォームの工事費用や扉選びのポイント、リフォームの際の注意点などをご紹介していきます。
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ライター:ひらばやし

目次

クローゼットの種類

クローゼットは、主に衣服・雑貨などを収納するスペースのことをいいます。

収納にはとても役立ってくれるクローゼットですが、カビが発生したり、使い勝手が良くなかったりなど、今あるクローゼットに不満を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

理想のクローゼットにリフォームするために、まずはクローゼットの種類について理解しておきましょう。

壁面クローゼット

壁面クローゼットは、ハンガーパイプに衣類をかけて、横一列に収納するタイプです。

一列に並べるので洋服が見やすく、空いたスペースには収納ボックスなどを置けるため、空間を無駄なく使用できます。

しかし、ウォークインクローゼットほど大きな床面積はないため、スーツケースなどの大きな荷物の収納には向いていません。

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットはその名の通り歩いて入れるクローゼットで、スーツケースやストーブといったかさばりやすい物の収納にも便利です。

歩いて出入りができるため物の出し入れがしやすく、小さな収納部屋のように使用することができます。

しかし、人が歩いて入る部分には物が置けないため、デッドスペースが生まれてしまうことになります。

ウォークスルークローゼット

ウォークスルークローゼットは、入り口が2箇所あり、通り抜けが可能で、1つの部屋から別の部屋へと移動することができます。

行き止まりがないため動線に合わせることで無駄な動きを解消できるほか、通気性の良さや採光の確保にも役立ちます。

しかし、人が通り抜ける空間を広くとることで、同面積のウォークインクローゼットと比べると収納量は減りやすいです。

クローゼットのリフォーム方法

クローゼットのリフォームといっても、新たなクローゼットを設置する方法や、一部だけリフォームするなど、方法はさまざまです。
今のお部屋の環境に合ったリフォーム方法を選択しましょう。

クローゼットを新設する

クローゼットのない部屋に空間を確保し、新たにクローゼットを設置する方法です。

新設する場合、収納棚や扉なども1から選べるため、自分好みのクローゼットを設置できます。

クローゼットを増設する

今あるクローゼットをより広く拡張する方法です。

壁面クローゼットからウォークインクローゼットに変更することもできます。

扉を交換する

クローゼットの扉が開閉しにくいなどの不便だけ解消したい場合は、扉だけを交換することも可能です。

扉を変えるだけでも使いやすさやお部屋のイメージを大きく変えることができます。

ハンガーパイプを設置する

クローゼットによっては、ハンガーなどをかけるためのハンガーパイプがついていないケースもあります。

ハンガーパイプもリフォームで取り付けが可能です。

鏡を設置する

ウォークインクローゼットの内部や壁面クローゼットの扉の内側などに、大型の鏡を取り付けることもできます。

姿見を置くスペースがない場合に便利です。

可動棚の設置

クローゼット内部に可動棚を設けることで、デッドスペースをなくすことができます。

一般的には、クローゼットの内側に棚柱を取り付け、そこに棚受け・棚板を設置します。

Tシャツを畳んで収納したり、バッグなど小物の整理にも便利です。

クローゼットリフォームにかかる工事期間と費用相場

クローゼットのリフォームの際は、工事の規模によっても工期や費用は変わってきます。

クローゼットの新設・増設費用や小規模なリフォームについての費用相場や工事期間の目安をまとめました。

  工事期間 費用相場
壁面クローゼットを新設 2日~5日 10万円~40万円
ウォークインクローゼットを新設 3日~7日 20万円~60万円
扉の交換 1日~ 5万円~15万円
ハンガーパイプ取付 1日~ 3万円~5万円
鏡の設置 1日~ 5万円~10万円
可動棚の設置 1日~ 5万円~8万円
クローゼットの増設 2日~3日 20万円~50万円
押し入れをクローゼットに変更 1日~2日 10万円~20万円

扉選びがポイント

クローゼットをリフォームする際は、使いやすさや設置場所などに合わせた扉選びも重要なポイントです。

折れ戸

クローゼットでよく使用されているスタンダードな扉です。扉を全開できるので全体が見やすく、物の出し入れもしやすいです。

ただし、扉を折りたたんで開くため、扉1枚分と厚みのスペースを空けておく必要があります。そのため、クローゼットの前に物が置いてあると扉の開閉に支障が出ることがあります。

引き戸

扉を横にスライドさせて開くタイプです。クローゼットの前に物を置いていても影響を受けにくく、軽い力でもスムーズに開けやすい点が魅力です。

ただし、開口部の半分しか扉を開けられないため、全体を見渡しづらく、物の出し入れにも不便さを感じる場合があります。

開き戸

お部屋のドアのように開閉する扉で、壁面・ウォークインクローゼットどちらにも採用できます。折れ戸よりも開口部が広くなり、大きな物の出し入れもしやすいです。

ただし、折れ戸よりも内部は見にくく、扉を開く分のスペースも確保する必要があります。

鏡張り

扉の全面、もしくは一部を鏡にして、姿見として利用することができます。部屋に姿見を置くスペースがない場合や、ダンス・バレエなどの練習の際にも便利です。

扉の表側だけでなく裏側も取り付け可能なので、生活する上で鏡の存在が気になってしまう方にもおすすめです。

扉なし

壁面クローゼットは、見せる収納としてあえて扉を撤去してしまうことも可能です。扉の圧迫感がなくなり、開放感のある空間を作り出せます。

ホコリが気になる方はカーテンやロールスクリーンなどを設置することで衣類を守ることもできます。

ただし、クローゼット内が整理整頓されていないとかえって散らかって見えてしまうので注意が必要です。

クローゼットのリフォームをする際に注意すること

クローゼットの新設やリフォームをする際は、以下のポイントに注意しておきましょう。

湿気対策をする

クローゼットのような収納場所は湿気がこもりやすいです。とくに北側のクローゼットは結露が発生しやすく、放置しておくとカビの温床になってしまいます。

クローゼットのリフォームを行う際は、吸湿効果のある壁材や珪藻土の使用など、結露やカビの対策を行っておくと良いでしょう。

また、風通しが良くなるよう、隙間がある扉材を使うのもおすすめです。

奥行きは60cmがおすすめ

クローゼットにたくさんの物を収納したいからといって奥行きを広くすると、かえって使いづらくなる可能性があります。

クローゼットの奥行きは60cmほどがおすすめです。これ以上の奥行きがあると衣類が出し入れしにくい上に、奥に置いたものも取り出しにくくなるため、結果的にデッドスペースが生まれやすいです。

どうしても奥行きがほしい場合は、キャスター付きの収納を使用するなどして、奥にある物も取り出しやすくしておくと良いでしょう。

まとめ

クローゼットのリフォーム方法はさまざまですので、どうしたら一番使いやすくなるのかを考え、今のお部屋の状態や予算に合った方法を選ぶことが大切です。

正確な費用や詳細な工事内容を知るためには、リフォーム会社に相談し、詳しい見積もりを依頼してみると良いでしょう。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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