【5分でわかる】お風呂のリフォームを格安にする方法とは?費用も解説

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2025年1月7日
【5分でわかる】お風呂のリフォームを格安にする方法とは?費用も解説
お風呂場は使用する頻度の高い場所ということもあり、リフォームを考える方も多いと思います。こだわると数百万円にもなるリフォーム費用ですが、工夫次第では大幅に費用を節約することも可能です。 この記事ではお風呂リフォームの費用や格安・激安で行う方法について紹介しています。DIYできる範囲についても解説しているので、検討している方はぜひご参考ください。
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ライター:のはら

目次

お風呂リフォームの種類と費用

お風呂にはユニットバスと在来浴室の2種類があります。今あるお風呂場がユニットバスだとリフォーム費用は比較的安いです。

またリフォーム後にどちらの浴室にするのか決める必要があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

ユニットバス 在来浴室
メーカーが規格品として製作し、現場で組み立てて工事を行うタイプ タイル張りの浴室で、資材や浴槽など好きなものを選べるタイプ
【メリット】
・隙間がないので断熱性が高い
・工期が短く費用も安め
【メリット】
・浴室の広さや形状を問わず施工できる
・オーダーメイドなので自由度が高い
【デメリット】
・規格品なので浴室の広さや形状によっては対応できない
【デメリット】
・タイル張りで隙間ができやすく経年劣化で断熱性や防水性が低下しやすい

下の表にそれぞれのパターンの費用と工期目安をまとめました。在来浴室は解体したあとに下地の補修など一から工事を行う場合もあるので、費用が高くなります。

パターン 工期 費用
在来浴室→ユニットバス 平均4~7日 90万円~150万円
ユニットバス→ユニットバス 平均3~4日 80万円~130万円
在来浴室→在来浴室 2週間~3週間 80万円~200万円以上

オプションは最低限にしよう

お風呂のリフォーム費用を抑えるには、不要なオプションは除くということもポイントです。オプションをつけることでお風呂場の機能性を高めることができますが、最低限に抑えておきましょう。

お風呂場のリフォームでつけられるオプションの費用は以下の通りです。

オプションの種類 費用目安
追い焚き機能 2万円~4万円
給湯器を交換する場合:+20万円~40万円
配管工事が必要な場合:+30万円~60万円
テレビ 壁掛け:10万円~14万円
埋め込み:12万円~22万円
ポータブル:2万円~6万円
浴室暖房乾燥機 3万円~40万円
ジェットバス 15万円~30万円
手すり 1本4,000円~3万円

追い焚き機能はお湯を再度温めるために、浴槽と給湯器をつなぐ配管が必要です。その配管工事を行う場合は費用が高くなります。

またテレビはポータブル以外だと配線を通すための工事やアンテナ工事が必要です。ちなみに電気工事は資格を持っている人でないと工事ができないのでDIYで設置することはできません。最近ではインターネットに接続してYouTubeを観ることができるタイプもあるので、希望する場合は事前に業者に相談しましょう。

浴室暖房乾燥機は、天井に埋め込むタイプや既存の換気扇を取り外して設置する天井付けのタイプ、また壁掛けタイプもあります。費用が安いのは壁掛けタイプですが、壁掛けタイプは外に面している壁に穴を開けて設置するので、賃貸住宅への設置は難しいです。

ジェットバスは専用の浴槽に交換する必要があります。とくに浴槽と床が一体になっているものはユニットバスごと交換が必要です。お風呂全体のリフォームと同時に行うことをおすすめします。

お風呂リフォームを格安にする方法

お風呂のリフォームを格安で行う方法は以下の通りです。

  • 部品をインターネットで検索して設備の相場を調べる
  • 工事費込みのセット商品は内訳を確認する
  • 浴槽や資材のグレードを下げる
  • お風呂のリフォームに強い業者に依頼する
  • 複数社で相見積もりをとる

部品をインターネットで検索して設備の相場を調べる

最近はリフォームで使用する資材や設備はインターネットで価格が載っていることも多いです。見積もりを依頼する前に資材で安いものや良いものを調べておけば、「これを使いたい」ということを見積もりの段階で業者に伝えることもできます。

見積もりを取ったあとに、費用が高いと思ったらインターネットで部品の価格を調べて相場を知ることも大切です。

工事費込みのセット商品は内訳を確認する

リフォーム業者によってはユニットバスと工事費をセットにして価格を提示しているところもあります。リーズナブルに感じることも多いと思いますが、価格には「劣化した配管の交換費用」や「補修費用」は含まれていない場合があります。

補修費用というのは、例えば解体したときに内部が腐食していたり、シロアリ被害が発見されたときに追加される費用です。

セット商品だとこのような補修費用が含まれていないので、提示価格以上に高くなる可能性があります。事前に費用の内容や追加費用がかからないか確認すると安心です。

浴槽や資材のグレードを下げる

見積もりの段階でお風呂場のリフォーム費用が高いと思ったら、ユニットバスや資材のグレードを下げましょう。

ユニットバスは各メーカーで複数の種類を展開しており、約65万円~280万円と本体価格に幅があります。グレードを下げると機能性が変わってしまいますが、予算をオーバーした場合は変更も視野に入れましょう。

また在来浴室の場合、使用する浴槽の素材を変えると安くすることも可能です。浴槽の素材で最も安くできるのはステンレス、もしくはFRP素材です。ステンレスやFRP素材の浴槽は約2万円から購入できます。

浴槽の素材の特徴については、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご参考ください。

お風呂のリフォームに強い業者に依頼する

お風呂のリフォームは、水回りのリフォームに強い業者だと安心です。住宅ではリビングやキッチンなど場所ごとに適した資材が異なります。そのためお風呂場のリフォーム実績が多い業者だと、資材などの専門性の高さに期待できます。

またリフォーム業者の公式ホームページでは、今までどのようなリフォームを行ってきたのかという事例が掲載されていることが多いので、それを参考にイメージを伝えることも可能です。

ちなみに水栓の交換などの部分リフォームだと、水道工事業者に依頼するほうが安く済む傾向があります。いずれにしても業者の実績を見て業者選びをするのがおすすめです。

複数社で相見積もりをとる

お風呂のリフォームは2~3社で相見積もりをとると、1社に依頼するよりも安くできます。ちなみに見積もりを依頼するときに「相見積もりである」ことを伝えると安くなりやすいです。

また見積もりを依頼するときは予算を正直に伝えることが大切です。リフォーム業者によっては特定の商品を格安で仕入れられる場合に予算内に収めてくれる場合もあります。

さらに相見積もりをとると「自分たちのリフォーム内容だとこの価格が相場になる」という目安を知ることもできます。リフォーム費用を抑えるためにも相見積もりをとるようにしましょう。

ただしあまりに多くの業者で見積もりをとると、対応が煩雑になったり断るときに負担になります。最低でも5社以内で収めるようにしましょう。

DIYでお風呂のリフォームはできる?

お風呂リフォームを格安で行うためにDIYで行おうと考える方も多いと思います。結論からいうと、失敗したときに取り返しがつきにくいのでおすすめできません。失敗した場合に業者に依頼することになると割高になってしまうので、DIYを検討している方は慎重にお考えください。

自己責任にはなりますが壁や床の張替やシャワーヘッドの交換などはDIYでリフォーム可能です。ただし浴槽は床と一体になっているため、DIYで交換するのは難しいです。

DIYの内容 費用
バスパネルで壁を張り替える 約1万5,000円~(/坪)
浴室用シートで壁を張り替える 3,000円~5,000円(幅122cm×長さ1m)
タイルで壁や床を張り替える 数百円(/枚)
床シートで床を張り替える 約1万円(/m)

バスパネルはお風呂場の壁に上から貼ることのできるパネルです。お風呂場の形状に合わせてパネルをカットし、専用の接着剤を使って貼ることができます。

浴室用シートは壁用と床用があり、床用のほうが費用は高いです。シートもパネルと同様に上から貼って施工していきます。

タイルもDIYで施工できますが、張替には時間がかかります。乾燥の時間もあわせて2~3日かかるので手間に感じる場合は業者に依頼するほうが便利です。

いずれの方法も隙間を埋めるコーキングという作業が必要です。不安な場合やきれいに仕上げてほしい場合は業者に相談しましょう。

エコバスリフォームについて

お風呂場のリフォーム方法として「エコバスリフォーム」という施工方法があります。エコバスリフォームは既存のお風呂場を解体せずにリフォームを行う方法です。そのため廃棄する資材が少なく、環境に優しいという特徴があります。

エコバスリフォームは浴室専用の塗料を上から塗ったり、バスパネルや浴室シートを上から貼っていきます。簡単にいうと、DIYで施工できる内容を業者が行うというイメージです。「大がかりな工事は避けたいけどDIYは不安」という場合にも最適な工事方法になります。

解体を伴う全面リフォームを業者に依頼するよりも安価で、工期も短く済ませることができます。

まとめ

お風呂のリフォーム費用は、ユニットバスもしくは在来浴室のどちらかで費用も異なります。またユニットバスのグレードや浴槽の素材で安いものを選ぶと格安にできる場合もあります。予算内に収まるように工夫しつつ、見積もりで疑問点があれば業者に都度相談するようにしましょう。

  • ユニットバスのほうが費用が安い
  • 不要なオプションは削る
  • DIYは安く施工できるが失敗したときのリスクが大きい

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